【 論文掲載】計画班B01の鳥取大学・松浦和則教授らの研究成果が,ACS Organic & Inorganic Au誌に掲載されました

2021.08.18

計画班B01の鳥取大学・松浦和則教授らの研究成果が,ACS Organic & Inorganic Au誌に掲載されました

Matsuura, K., Hisamoto, K., Tanaka, T., Sakamoto, R., Okazaki, M., & Inaba, H. (2021). Turn-On Fluorescent Probe Based on a Dansyl Triarginine Peptide for Ganglioside Imaging. ACS Organic & Inorganic Au.

細胞膜表面に存在する糖脂質ガングリオシド(GM1など)は、様々な生命現象に関与していますが、これまで、細胞膜表面上のガングリオシドに対するTurn-On型蛍光プローブはありませんでした。この論文では、ガングリオシドに結合し蛍光強度が7倍ほど増大するプローブを開発し、ジャイアントリポソーム上での発蛍光イメージングに初めて成功しました。