【 論文掲載】計画班B01の鳥取大学・松浦和則教授らの研究成果が,International Journal of Molecular Sciences誌に掲載されました.
タンパク質の自己集合によって形成されるウイルスキャプシドには、pHや塩強度に応じて構造変化するものがある。しかし、光刺激によって形成・解離するウイルスキャプシドは天然には存在しない。本研究ではトマトブッシースタントウイルスの内部骨格を形成するβ-Annulusペプチドの主鎖骨格に光応答性部位としてアゾベンゼンを導入し、人工ウイルスキャプシドの形成およびゲスト分子放出を光制御することに成功した。