【論文掲載】計画班B01の名古屋大・村山 恵司助教らの研究がJournal of the American Chemical Society誌に掲載されました

2022.03.08

【論文掲載】計画班B01の名古屋大・村山 恵司助教らの研究がJournal of the American Chemical Society誌に掲載されました。

おめでとうございます!

Chen, Y., Nagao, R., Murayama, K., & Asanuma, H. (2022). Orthogonal Amplification Circuits Composed of Acyclic Nucleic Acids Enable RNA Detection. Journal of the American Chemical Society.

人工核酸aTNAを用いてシグナル増幅回路を設計しました。右巻きらせんのL-aTNAの回路と左巻きのD-aTNAの回路は直交性を示し、同じ配列でも干渉しません。また、SNAをインターフェイスとすることで、右巻きのRNAをトリガーにして、本来直交するD-aTNA回路を起動させることに成功しました。クロストークを抑えた正確なRNA検出に応用可能です。