(当イベントは終了しました)
第9回分子サイバネティクス・第53回分子ロボティクス定例研究会のお知らせ
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日時:日時・場所: 5/29(水)14:45〜 九州工業大学大学 飯塚キャンパス 講義棟2102教室
:日時・場所: 5/30(木)9:45〜 九州大学 大橋キャンパス デザインコモン2階
参加費:無料
主催:CBI学会 分子ロボティクス研究会
協賛:学術変革領域(A)分子サイバネティクス
世話人:井上 大介(九州大学)・平 順一(九州工業大学)
———- 研究会プログラム (暫定) ———-
CBI学会 分子ロボティクス研究会 2024年度定例研究会
主催: CBI学会 分子ロボティクス研究会
協賛: 学術変革領域 (A) 分子サイバネティクス
参加費: 無料
情報交換会費:5000円程度を予定しております
世話人: 井上大介(九州大学)・平順一(九州工業大学)
1日目 5/29 (水) 14:45〜
場所: 九州工業大学大学 飯塚キャンパス 講義棟2102教室
14:45~15:25 招待講演1: 森本雄祐先生 (九州工業大学)
招待講演1: 森本 雄祐 先生(九州工業大学大学院情報工学研究院)
演題:バクテリア細胞局所のナノメートルオーダー空間で働くプロトン駆動力
概要:プロトン駆動力は、細胞膜を介したプロトン(H+)の濃度勾配と膜電位差の組み合わせとして貯蔵されるエネルギーである。バクテリアの主要な運動器官であるべん毛は、プロトン駆動力をエネルギー源として利用する回転モーターを保持して駆動している。また、菌体の10倍ほどの長さになるべん毛繊維は、細胞内で作られたべん毛タンパク質が、プロトン駆動力を利用してべん毛特異的タンパク質輸送装置によって細胞外に送り出されることによって巧みに構築される。これまでに我々は、べん毛輸送装置局所のpHイメージングを実施するなどの技術開発を行うとともに[1]、膜電位依存的にタンパク質輸送活性が制御されることなどを明らかにしてきた[2]。本発表では、バクテリアのシングルセルまたはシングルモーターレベルでのプロトン駆動力の計測について議論を行う。
[1] Morimoto et al., mBio 7: e01911-16. (2016)
[2] Minamino, Morimoto et al., PNAS 118 (22): e2026587118. (2021)
15:30-17:00 一般講演(1演題15分 6件程度を予定)
17:30〜 情報交換会 新飯塚駅近く
2日目 5/30 (木) 9:45〜
場所: 九州大学 大橋キャンパス デザインコモン2階
9:45~10:30 招待講演2: 伊藤浩史先生 (九州大学芸術工学部)「生物リズムをはかる、つくる、制御する」
10:30~11:15 招待講演3: 岸村顕広先生 (九州大学工学研究院)「静電相互作用を起点とした生体分子の集合化と高分子型人工オルガネラへの展開」
解散