【論文掲載】計画班B01・東北大・野村慎一郎准教授、計画班・A01・東北大・濱田省吾特別講師らの論文がLangmuir誌に掲載されました。
おめでとうございます!
以下、コメントを頂きました。
This paper on “Lipid-Based Multi-Compartment Structures” shows for the first time, a route to make centimeter scale molecular robots from self-assembled micron sized compartments which resemble cell-like structures.
We found that using lipid lined sponges we could spontaneously make aqueous droplet compartments in a scalable method. The compartments self-assemble together on water surfaces to form larger structures. We believe This could lead to a new generation of soft “cellular” robots.
この論文は,脂質膜で包まれたマルチコンパートメント(多胞)構造について述べています.生物の多細胞のような構造を持つµmサイズのコンパートメントを自己組織化し、センチメートルサイズの分子ロボットを作る手法を初めて示したものです.
我々は,脂質で覆った疎水性スポンジを使って,自発的に水滴が連結された多胞体がスケーラブル(拡張可能)に作れることを発見しました.この多胞体は水面上で自己集合し巨大化します.この手法は,新世代の細胞型のソフトロボットの作製につながるでしょう.